ブログに「安全に遊べる」「支払いが早い」と英語で書かれたコメントが届き、見知らぬサイトへのリンクまで付いていたら、承認してよいか迷いますよね。今回の「mmjdbkk999」という投稿は、記事への具体的な感想よりも、ゲームを利用する場所の宣伝に見える内容です。返信やリンクの確認はせず、コメントを公開しないでスパムとして処理するのが妥当と考えます。
『えぞノオト』のマンマユートです。私が気になるのは、英文であることより、何をほめて、どこへ読者を誘導しているかです。2026年10月10日に確認したWordPressとGoogleの公式情報を基に、今回のコメントの読み方、管理画面での対処、同じ投稿を減らす設定を整理します。リンク先の運営実態や安全性を確認した記事ではありません。
今回の英文コメントは何を伝えている?
英文の内容を日本語で要約すると、「個人情報が安全に感じられる」「ログインは簡単で安全」「確認手続きが早い」「支払いが約束された期間内に届く」「古いスマートフォンでもゲームが問題なく動く」という趣旨です。最後は、気軽に遊ぶ人にとって信頼できる選択肢だと評価し、投稿者名と同じ文字列の外部リンクを置いています。
ここでいう支払いは、英文の「Payouts」に当たる部分です。ただし、何のゲームで、どのような支払いを指すのかは、このコメントだけでは確定できません。賭博サイト、詐欺サイト、特定の事業者による投稿などと決めつける材料にはせず、「ゲームや支払いに関する宣伝らしい文章」として扱うのが適切です。
名前、メールアドレス、URLに共通する文字列があることは観察できます。一方、その名前の人物が実在することや、記載されたメールアドレスを本人が管理していることは確認できません。WordPressの標準的なコメント入力では、名前とメールアドレスの記入を必須にしても、その情報自体が本人確認されるわけではありません。
英語だからではなく、記事との関係を見る
英文のコメントにも、正当な質問や感想はあります。今回の判断材料は言語ではなく、個人情報の安全性やログイン、支払い、ゲームの動作を並べてほめ、外部サイトへのリンクで締めている点です。記事の内容とこれらの話題が関係しない場合、読者の感想として公開する必要性は低く、宣伝スパムと判断しやすくなります。
たとえば、ごみの処分や地域の手続きの記事に、ゲームの支払いをほめる文章が付いていても、記事の説明への質問にはなっていません。承認を迷うときは、具体的な記述への言及があるか、質問が成立しているか、リンクを外してもコメントとして意味が通るかを見ると、判断の理由がはっきりします。
WordPress公式の説明では、コメントスパムは多くのサイトへまとめて投稿され、リンクを各所に置くことが目的の場合があります。このため、一件届いたことだけで、自分のブログが個人的に狙われていると考える必要はありません。ただし、今回の投稿が自動送信されたかどうかは不明で、投稿者の意図まで確認できたわけではありません。
返信せず、WordPressでスパムに振り分ける
対応としては、コメントの相手に返信する必要はありません。WordPressを使っている場合は、普段利用している管理画面から「コメント」を開き、該当する投稿を探して「スパム」に振り分ける方法があります。通知がメールで届いていても、通知メールを削除するだけでは、ブログ側のコメントの公開状態は変わりません。
承認待ちなら、そのまま承認せずに処理します。すでに公開されているなら、コメントの状態を変更し、記事のコメント欄に残っていないかを見るとよいでしょう。管理画面の表示や使える操作は、権限、WordPressの構成、導入しているプラグインによって違うことがあります。見当たらない場合はサイト管理者へ依頼できます。
WordPressには「ゴミ箱」と「スパム」の区分があります。不要な一般コメントならゴミ箱、今回のような宣伝投稿ならスパム、という使い分けができます。スパムに指定しただけで、その投稿者からの今後の投稿を必ず止められるとは限りません。学習や保存期間、自動削除の扱いは、利用する対策ツールにも左右されます。
まとめて処理する場合は、通常の読者のコメントが混ざっていないかも見たいところです。「スパムを空にする」操作は、個別に選んだものだけでなく、スパム欄のコメント全体を削除します。困りごとの記録として残したい場合は、処理前に日時や内容を手元へ保存してから進めると、後で経緯を説明できます。
nofollowとugcは安全を保証する印ではない
今回のリンクには「nofollow ugc」という属性が付いています。見慣れない文字があると、危険を防ぐ仕組みのようにも見えますが、これは主にGoogleへリンクの関係性を伝えるためのものです。Googleは、コメントやフォーラム投稿などのユーザー作成コンテンツにあるリンクに、ugcを使うことを推奨しています。
nofollowも、リンク先と自分のサイトを関連付けたくない場合などに使う属性です。どちらも、リンク先の本人確認やウイルス検査が完了したことを示すものではありません。ブラウザで読者がリンクを押せなくなる仕組みでもないため、属性があることを理由に、不審な宣伝コメントを公開する判断は避けたいところです。
また、nofollowが付いていれば、コメントをいくら放置しても問題ない、とまではいえません。検索向けの属性と、記事を読みに来た人へ不要な宣伝を見せない管理は別の役割です。今回の記事でも外部リンクは再掲せず、コメントに書かれている「安全」「信頼できる」という評価を、確認済みの事実として扱いません。
マンマユート私は「安全と書いてあるか」より、「記事に関係するコメントか」を先に見ます
同じコメントが続くなら承認とキーワードを設定
繰り返し届く場合は、WordPressの「設定」から「ディスカッション」を開き、コメントを公開する前の承認設定を見直せます。手動承認を使えば、内容を確認する前に宣伝が読者へ見えるのを抑えられます。その代わり、正当なコメントも承認する作業が必要になるので、コメント欄をどう使いたいかに合わせて選びます。
特定の文字列を含むコメントを承認待ちにする設定もあります。今回なら投稿者名に使われた「mmjdbkk999」を候補として、一行に一項目ずつ登録する方法が考えられます。WordPressの判定は本文だけでなく、名前、URL、メールアドレスなどにも及びます。禁止するキーワードの設定は通常のコメントまで除外する可能性があるため、保留の設定から試すと確認しやすくなります。
「ゲーム」「安全」などの一般語を広く登録すると、記事に関係する普通の感想まで対象になりかねません。今回のように特徴のある文字列を選び、必要に応じて調整する方が実用的です。相手が名前やリンクを変えれば同じ条件では捕まらないので、一つ登録すればすべて防げる仕組みではありません。
リンクを含むコメントを承認待ちにする基準も設定できます。ただし、正当な参考情報のリンクも保留されます。コメントを必要としない記事では受付を止める方法もありますが、既存の記事と新規記事の設定を混同しないことが大切です。追加の対策を導入するなら、更新状況や利用中のWordPressへの対応を見て選びます。
IPアドレスだけで投稿者を決めつけない
コメント情報にIPアドレスが表示されていても、それだけで人物や居住地、犯罪への関与を確定することはできません。今回の表示では同じIPが二度並んでいますが、この重複だけで攻撃の種類や規模を判断する材料にはなりません。管理のための記録として扱い、記事でメールアドレスやIPをむやみに広める必要もありません。
WordPressではIPを判定条件に使うこともできます。ただ、同じアドレスが今後も使われる保証はなく、共有される環境では別の利用者に影響する可能性もあります。今回の一件への対処は、投稿を非公開にしてスパム処理するところからで十分です。大量に続く場合は、サイトの管理者や契約先のサポートへ状況を伝えて設定を相談できます。
リンクを開いた場合は、その後の操作で対応を変える
リンクを開いていなければ、相手の宣伝内容を確かめるためにアクセスする必要はありません。開いてしまった場合も、クリックだけを理由に必ず感染したと決めつけず、入力、ダウンロード、実行、通知の許可などを行ったかを整理します。今回のリンク先で何が起きるかは確認していないため、具体的な被害を断定することもできません。
もし普段使うサービスと同じパスワードを入力したなら、そのサービスの公式サイトやアプリから変更し、使い回しているアカウントも見直します。IPAは、フィッシングサイトに認証情報を入力した場合のパスワード変更や、提供元への不正使用の確認、多要素認証の利用を案内しています。これは情報を入力した場合の一般的な対処で、今回の投稿をフィッシングと確認した説明ではありません。
ファイルを実行したり、アプリを入れたりした場合は、コメント削除だけでは操作後の問題へ対応できません。端末やサービスに合う公式の案内を利用し、業務用の端末なら管理者へ操作内容を伝えます。今回のコメントへの最初の一歩は、リンクの安全性を試すことではなく、管理画面で公開状態を確認してスパムへ振り分けることです。





