10月にNetflixで映画を見るなら、『ヒュービーのハロウィーン』『ハロウィンの呪文〜ブリッジホローは大騒ぎ!?〜』『エノーラ・ホームズの事件簿』『スクール・フォー・グッド・アンド・イービル』『ナイトブック』の5本を候補にしました。ハロウィンのにぎやかさから、秋の夜に楽しむ謎解きまで、気分に合わせて選べる組み合わせです。
『えぞノオト』のマンマユートです。日が短くなる10月は、家でゆっくり物語に入る時間もいいですね。2026年10月28日にNetflixの日本向け公式作品ページを確認し、5作品を選びました。ここではあらすじの入り口と選んだ理由を紹介し、結末や重要な種明かしには触れません。
笑ってハロウィン気分に浸る『ヒュービーのハロウィーン』
ハロウィンらしい映画を一本選ぶなら、まず候補にしたいのが2020年の『ヒュービーのハロウィーン』。アダム・サンドラー主演のコメディで、舞台はアメリカのセーラムです。臆病ながら心優しいヒュービーが、いつもとは違うハロウィンの異変に気づき、町の安全のために動きだします。
10月にすすめたい理由は、お化けや怪しい出来事を、笑いと一緒に楽しめる設定にあります。怖さだけを求める夜より、季節のイベントに少し乗ってみたい夜に合いそうです。人から軽く扱われがちな主人公が町のために立ち上がる、という入り口にも親しみが持てますね。
ただ、コメディという分類だけで、小さな子どもにも安心と考えるのは早そうです。Netflixの年齢表示は13+。今回は大人が気軽に季節感を楽しむ一本として選びました。謎の答えを調べる前に、主人公の雰囲気が自分に合うか予告編で見てみると、選びやすいと思います。
飾りがお化けに変わる『ハロウィンの呪文』
『ハロウィンの呪文〜ブリッジホローは大騒ぎ!?〜』は、2022年の映画です。悪人の霊によって町中のハロウィン飾りに命が宿り、大騒動が起こるという物語。ハロウィン嫌いの父親とティーンの娘が、町を救うために力を合わせます。
飾ってあるだけのはずのお化けが動きだす。そんな分かりやすい仕掛けが、10月の映画選びにはぴったりです。街の飾り付けや仮装の気分を、家にいながら物語として楽しみたい人に向いていると思います。日常に突然入り込んでくる非日常を、親子の組み合わせで描くところも選んだ理由です。
主演はマーロン・ウェイアンズ、娘役はプリア・ファーガソン。Netflixではファミリー向け映画にも分類されていますが、年齢表示は13+です。家族で選ぶ場合は、その分類だけに頼らず、予告編に出てくるお化けや驚かせ方が、一緒に見る人の好みに合うかを目安にするとよさそうです。
秋の夜に謎を追う『エノーラ・ホームズの事件簿』
お化けの話から少し離れて、謎解きに気持ちを向けたい夜には『エノーラ・ホームズの事件簿』を。2020年の映画で、主人公はシャーロック・ホームズの妹、16歳のエノーラです。ミリー・ボビー・ブラウンが演じ、兄シャーロック役でヘンリー・カヴィルも出演しています。
エノーラは行方をくらました母親を捜す途中で、若い侯爵をめぐる陰謀に巻き込まれます。名探偵の妹という肩書きだけに注目するより、自分の推理力と行動力で状況を切り開こうとする主人公の物語として選ぶと、入りやすそうです。母親の捜索と別の謎が重なるところが、興味を引く入り口ですね。
この作品を10月に挙げたのは、読書の秋のように、人物の行動や手がかりを追う時間を楽しめると思ったからです。ハロウィンを主題にした作品ではありません。季節の行事に合わせるより、少し長めに物語へ集中したい人向けの枠として入れています。紹介しているのはシリーズの第1作です。
魔法学院へ寄り道する『スクール・フォー・グッド・アンド・イービル』
『スクール・フォー・グッド・アンド・イービル』は、2022年のファンタジー映画。親友のソフィーとアガサが、おとぎ話の主人公と悪役を育てる魔法学院へ入学します。そこで二人の友情が試されていく、というのが物語の出発点です。
私が気になったのは、魔法を学ぶだけではなく、主人公と悪役を育成する学校だというところ。善い人と悪い人を最初から簡単に決められるのか。そんな疑問を持ちながら見始めると、二人の関係にも目が向きそうです。魔法の世界へ出かける気分と、友情の物語の両方を求める夜に候補になります。
10月らしさは、魔法やおとぎ話の不思議な世界を楽しむところに置きました。秋だけを舞台にした映画という意味ではありません。現実の仕事や用事からいったん気持ちを離したいときに、日常とは違うルールの世界を選ぶ。そんな過ごし方に合う一本だと思います。
少し怖い物語を楽しむ『ナイトブック』
もう少し不気味な物語に寄せたいなら、2021年の『ナイトブック』が候補です。怖い話が大好きな少年アレックスは魔女に捕まり、毎晩、怖い話を聞かせることになります。捕らわれていた少女と協力し、脱出を目指すファンタジーです。
怖い話を読む側だった少年が、話を語らなければならない立場になる。この設定が、本を開くような気分で映画を選びたい秋の夜に合いそうです。町全体がにぎやかに騒ぐハロウィン映画とは違い、魔女に捕らわれる状況そのものに緊張感があります。笑いよりも、先が気になる物語を求める人向けです。
Netflixでは年齢表示が10+で、ファミリー向けにも分類されています。ただし、表示の数字だけで怖さの感じ方が決まるわけではありません。魔女や閉じ込められる設定が苦手な人には、あらすじの段階で合わないこともありそうです。小さな子どもと一緒なら、大人が先に予告編を見て判断したいですね。
迷ったら、今夜ほしい気分から一本選ぶ
5作品を比べると、同じ10月向けでも楽しみ方は違います。ハロウィンのにぎやかさを味わうなら最初の2本、謎を追いたいなら『エノーラ・ホームズの事件簿』。魔法の世界を楽しむか、少し怖い物語に入るかで、残りの2本も選び分けられます。
| 作品名 | 楽しみの軸 | こんな気分の夜に |
|---|---|---|
| ヒュービーのハロウィーン | 笑いと町の騒動 | ハロウィンの空気を気軽に味わいたい夜 |
| ハロウィンの呪文〜ブリッジホローは大騒ぎ!?〜 | 父娘で挑むお化け騒動 | 動きのあるファンタジーを楽しみたい夜 |
| エノーラ・ホームズの事件簿 | 母の捜索と陰謀 | 主人公と一緒に謎を追いたい夜 |
| スクール・フォー・グッド・アンド・イービル | 魔法学院と友情 | 現実から離れておとぎ話に浸りたい夜 |
| ナイトブック | 魔女と脱出の物語 | 少し不気味な世界をのぞきたい夜 |
いずれも10月公開の新作を集めたものではなく、季節の気分を手がかりに選んだ映画です。作品の順位や人気順でもありません。「10月だから必ずこれ」というより、その日に見たい物語へたどり着くための5つの入り口として使ってもらえたらと思います。
私なら、最初に「笑いたいのか、謎を追いたいのか」を決めます。作品名を延々と眺めるより、その日の気分を一つ言葉にすると候補が絞れますね。怖さが気になる場合は、季節に合うという理由を優先せず、無理なく楽しめそうな作品から始めるので十分です。
マンマユート予告編を一本見るところから、秋の映画時間を始めてみるのもいいですね
Netflixで探す際は、この記事の正式な作品名を検索欄へ入れてみてください。配信作品や表示内容は変わるため、視聴前の作品画面で再生できるかを確認すると確実です。まずは気になった一本の予告編を開いて、10月の夜に合うか、自分の感覚で選んでみるのもよさそうです。





